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食材にちなんだ壁紙の色。

前にリノベーションした時に味をしめたので、壁紙は白を基調としてところどころにワンポイントで色を入れることに決めていた。
緑と水色は前のリノベーションで効果的だったので今回はそれに更に加えて色を入れたいと思っていた。

特に今回キッチンの収納をMUJI INFILL +の壁に埋め込める収納を使うことにしていたのでその壁の色を何とかできないかなーと。

イメージはR Toolboxの上記のページ。

[bm url=”https://www.r-toolbox.jp/service/%e5%8f%af%e5%8b%95%e5%8f%8e%e7%b4%8d%e6%a3%9a/” description=”自在に高さを変えられる棚を壁一面につくる工事サービスです。レールの強度を高めるための色壁もセットです。”]可動収納棚 | toolbox[/bm]

しかしキッチンにパープルはどうも食材を美味しく見せられる気がしない。
今回は私よりも奥さんがメインで使うことになるキッチンなので、できれば彼女が楽しく調理できる空間にしたかった。
そこで思いついたのは…食材にちなんだ色にすればいいのでは?ということだった。
そして色々とググった挙句、行き着いたのが『幼児の城』と『ルノン株式会社』のコラボレーション壁紙。
開発のいきさつとかは下記からどうぞ。
[bm url=”https://ssl.runon.co.jp/youjinoshiro/develop.php” description=”幼児の城 コラボレーションカラーの製品開発ヒストリー。”]【抗菌・汚れ防止壁紙】幼児の城 製品開発ヒストリー | ルノン株式会社[/bm]

また情報を集めていく過程で幼児の城のブログの内容も心に響いた。
[bm url=”http://youji-no-shiro.hibinosekkei.com/?eid=1033315″ description=”undefined”]幼児の城プロデュースの壁紙 | 幼児の城 ブログ[/bm]

私達は機能に関してはベーシックな物であるべきだと思っています。
ルノンさんが当初より持たれていた傷に強いコーティング技術と、抗菌技術は子どもの施設に最低限必要な物として盛り込みつつ、それらに加えて色に対してストーリーが必要だと考えました。

子供達と色を結びつける物は沢山あります。
その中でも自然界にある物に絞り込んで一つひとつの色とイメージ付けを行っていきました。

例えば『茶色』を茶の色からイメージした色を呼ぶのではなく、私達はコーヒーやカカオ、テラコッタなどから色を取りました。
『緑色』であれば、バジルやミント、ピスタチオ、ブロッコリー。
『青色』であれば、オーシャン、ターコイズ、オパール、インディゴ。
『赤色』であれば、ビーツ、ベイベリー、コーラル、ポメグラント。
『紫色』であれば、チョコレートバイン、ウィステリア、プルーン。
『橙色』であれば、ロクアット、オレンジ、パーシモン。
『黄色』であれば、カナリー、サンフラワー、ハニー、マスタード。
『白色』であれば、ポーセレン、クラウド
『黒色』であれば、オブシディアン、ナチグロ
(全色ラインナップはコチラ)

聞いた事ない言葉もあるかも知れませんが、もし園舎に使った時に 『この壁の色はポメグラントと言う色なのよ』 と先生が子供達に伝えてくれて、子供達からは 『ポメグラントって何?』 と聞いてくれれば嬉しいと思っています。

先生が知らなければ調べてくれれば良いですし、知っていればもちろん教えてあげて欲しいのです。

それがコミュニケーションであり、知識や教養になってくれるとしたら壁紙の出来る事はただ壁を彩るだけではなくなります。
〜本文より抜粋〜

壁を彩るだけでなく、コミュニケーションのきっかけになる壁紙。 しかもそれが食材や自然に存在するものにもとづいて名付けられている。 なんて素敵なコンセプトなんだ!ということで速攻でルノン株式会社さまからサンプルをお取り寄せ。 しかし残念ながら幼児の城のはいったものは品切れ…。残念なので小さいサイズの単独サンプルを幼児の城コラボレーションモデルにおいて赤、青、緑、黄色、紫の5つの分だけお願いして送っていただいた。 どの色にしたかは次回に。

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