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デザイン週間。

今年も早々とこの季節。デザイナーズウィークの時期がやってきた。今年は建築家がコンペの際に作った建築模型が展示されるとのことでかなり楽しみにしていた。
一同に複数のテーマに沿って作成された模型を見る機会はそうそうないと思う。個人的にはもちろん初めて。…しかしながら幾つか面白い模型はあったけれど一つのテーマに沿って何人かの建築家がアイディアを展開するコンペ形式の方が面白いものなのかも。ざーっと眺めてみるくらいにとどめたから、かもしれないが。
 
プロの凄さ。
会場内にはプロだけでなく学生などの作品も展示されていてなかなか興味深い。でも家具に限って言うのであればやはりプロの作品はレベルが違う。見た瞬間に感じる置物としての安定さや信頼のおけるソリッドな感じが段違い。
こういうめくって色の変化を楽しむ椅子にしたって大本の椅子の形が綺麗で安定していなければあまり目を惹かれないし何よりめくって色を楽しむというコンセプトを埋没させないバランスは流石。
会場内には木を意識したデザインが毎年必ずある。テーマとして定められているわけではないのだろうけれど何故か必ずある。Bluetoothのキーボードなどがあったけど個人的に一番記憶に残ったのはこれ。木製の彫刻で木の葉などの自然物を精密に彫り込んである。欲しかったけど会場では売ってなかったみたい。残念。
 
このイベントの一番の楽しみはデザインマーケット。若手のデザイナの方達がデザインしたグッズをその場で買うことができる。何かしら面白いものが必ずあるし、そんなに高くないことが多いので幾つか買って帰るのが楽しい。今年は中国人の方がデザインしたUSBメモリとイギリス人の方がハンドメイドで一つ一つ丁寧に作ったピノキオをモチーフにした押しピンを買った。一つはお土産にしようと思う。明日もまだやっているそうだが今度行くのはまた来年かな。
 
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