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MUJI INFILL 0 or +。

ひょんなことから新しい家に引っ越すことになった。
とは言え同じマンション内。
高層マンションの走りとなった建物なのでそれなりに年季は入っているが、同じ地域と比較すると値段が高騰する前の建物なので割安感があり、浮いたお金をリフォームにまわせるメリットが見逃せない。
今住んでいるところもRebitaさんに入ってもらってリノベーションを施したが、今回は無印良品がリノベーションに力を入れるようになっていたので検討してみることにした。

MUJI INFILL 0 -コンセプト-|無印良品のリノベーション『都市に賢く住まう』

今現在一戸建てを建てるのでなければ無印のやっているサービスはインフィルゼロとインフィルプラス。下記はWebページからの抜粋。

インフィル・ゼロとは、無印良品がお手伝いするリノベーションの原点です。自分らしく暮らすためのすっぴんの住空間。本当に必要なものだけを残して、暮らしの「0(原点)」をつくり、自由にパーツやアイテム、素材を「+(プラス)」していくという住まいの発想です。家づくりの0地点。それは、未来を自由に描けるキャンバスであるべきだと考えます。一見何もない空間ですがキャンバスとしての素材に目を配りました。これから何をプラスしていくのか、未来の見える器づくりをお手伝いします。

家具や収納をしつらえることはもちろん、ちいさな棚や花瓶をひとつ置くだけで暮らしのリアリティは変わっていきます。またドアノブや水道の蛇口が変わっただけで暮らしの質が変わります。どんなトイレやバスルームを配するか、あるいはキッチンをどのようにしつらえるか。MUJIインフィル・プラスは自在に内装を編集できる「暮らしのパーツ」です。7,000アイテムを超える無印良品の商品群を背景に、豊富な事例や用例をご紹介しながら、家づくりの実践的なレベルで役に立つアイテムをご提供します。

まぁ要するにフルリノベーションならインフィルゼロ、部分的なリノベーション、リフォームならインフィルプラス感じで相談すると良いのだろう。相談窓口も異なっており、インフィルゼロでは有楽町のリノベーションセンターに予約を取って相談する必要がある。 インフィルプラスではインテリア相談会を経由して相談する必要がある模様。 今回は両方やってみた。

MUJI INFILL 0

相談を予約した当日有楽町の3Fにて受付を済ませると、専用の部屋(スタッフルーム?)に通されて担当の方とお会いしてインフィルゼロの理念、目指す方向性、施工内容などをしっかりとご説明いただいた。 詳しくはウェブサイトを見ていただきたいが、感銘を受けたのは下記のポイント。

  • 光の通り具合と風の流れ具合を見た上で内部構造を作り直す。
  • 断熱性を高めるため外壁にも断熱材を改めて取り付ける。
  • 窓の熱伝導率の高さによるエネルギーロスを防ぐためにインナーサッシを取り付ける。

これらをしっかりと行うため今のところフルリノベーションしか受け付けられないのだそうだ。 また同時にいくつかの事例も見せていただけて、徐々に変化していく間取りを可能にしているところも印象的だった。 そして一番印象的だったのは担当の方が優秀なこと。 名刺を頂いたのだが建築士の方で、後日実際に物件に足を運んでいただいて色々と確認していただいた上で見積もり+提案パターンをいくつか頂いた。

MUJI INFILL +

インテリア相談会のカウンターで担当の方とお話しながらすすめる形だった。

インフィルゼロの方が優秀過ぎたせいか担当の方がちょっと頼りなかったがまぁ仕方がないか。
部分的なリノベーションにおいては施工を伴うものもあれば各種パーツや無印の商品を組み合わせて行うリノベーションの相談に乗っていただける。
なのである程度パターンを決めたら店舗内を歩き回って実物を見ながら決めることが出来るのは非常に良かった。
施工を伴うプランをお願いしたため後日見積もりをもらうことになるのだが、お願いした変更点を逐一ゼロから指摘して見積もり修正をする羽目になったのは本当に参った。
社内で見積もりを作成し、問題ないかチェックした上でお客さまに最終確認をとるプロセスには間違いなくなっていない。
お客さまは社内の人物でも上司でもなんでもないのだが、見積もりの修正を毎回外部に指摘されるのはどうなのよ、と言わざるをえない。
実際話したのが10月末で本日にいたるまで未だに結局いくら掛かるのか大まかな金額しかわかっておらず最終確定見積もりのようなものを頂いてないのだが、大丈夫なんだろうか…。

最終的にどちらにしたのかは、また書くことにしよう。

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