Audirvana Plus!
Macに乗り換えてからはや12年…。
iTunesに溜まったファイルも相当なもの。
スピーカはBOSEのM3を愛用しているけれど、そこに上乗せして音質を良くするためにAudirvana Plusを導入してみた。
実のところ音質改善のために何かを使うのはAuidrvanaが初めてじゃあない。
これまではVolumeLogicをなんとか使ってきたが、延命策であったAudio Hijack Proとの併用もAudio Hijack最新バージョンが完全64bit化に伴い（おそらく）32bitで記述されているVolumeLogicプラグインを読み込めなくなってしまった。
現時点では昔のバージョンをOS X El Capitan(10.11.5)とiTunes12.4で何とか使えているけれど、いつまでもつかの保証は全く無い。
かと言って音質改善なしの素の音をそのまま聞くのもツラい。
というか、耐えられない。
代替製品を色々と探してみたものの、なんとなくデザインが気に入ったのでAudirvana Plusを選択。
昔はFree版があったようですが今はないのでトライアルから試してみていただくのが良いかと。
…結論。
設定項目が仰山ありすぎて正直まだまだ最適化できた気がしないけれど、音質は間違いなく良くなる。
ただ残念なのがiTunesで音楽を再生する際にしか使えないということ。
Audirvana Plus経由だと動画の音が出ない…。
Audio Hijack Pro経由のVolumeLogic利用時はシステム音声すべてに適用できたのでブラウザからの音も良くなったのだけれど。
百歩譲ってiTunesのプラグインなのだからシステム音声は最適化できなくてもしょうがないけれど、iTunesで再生する動画の音も良くしてくれないものか…。
更新は頻繁にあるようで、今後に期待したいところ。
曲を聞くだけならば間違いなくオススメです。
バックコーラスとかがよく分かるようになる感じでクリアになります。
値段分の価値を見いだせるかはその人次第ですが、個人的には買いですかね。
参考になるページ
Mac用音楽再生ソフトAudirvana Plusの設定
［連載］高橋敦のオーディオ絶対領域【第35回】Mac用高音質プレーヤー「Audirvana Plus」使いこなしテクニック
Gion
Audio Hijack Pro 2（AHP2）は便利に使えますね。私もこれを使って次のようにSystem AudioにAUやVSTのサウンドエフェクトを入れることがあります。AHP2で ”Quick Record” を選択して、”Input” をSystem Audioにし、下部の ”Effects” でpluginを選択して設定し、Hijackします。（AHP2が動くどのOSバージョンでもVolumeLogic（VL）が使えるように、VLプラグインをPlug-InsホルダーのVSTホルダーに入れています）
ところで、AHP2を用いてVLによく似たサウンドエフェクトを作る方法があることをご存じでしょうか？ ”Resolved, VolumeLogic replacement: Using Audio Hijack Pro” で検索すると出てきます。
そこで使われているLoudMax AU pluginは、「高い圧縮レベルでも極力元の音楽のキャラクターを保持するように設計されている無料のマキシマイザープラグイン（Look-Ahead Brickwall Loudness Maximizer Plugin）」だそうで、AU版（v1.15）はAudio Hijack 3でも使えます。もし試されていないなら、両方で一度試されることをおすすめします。
それは、iTunesの出力信号を6dB上げて、最大値が0dB（A ‘perfect’ iTunes equalizer setting – 11dB：ブーストせずにカットのみ）のイコライザを通した後、 マキシマイザー（LoudMax：Thresh = -16.0 (dB)、 Output = -1.0 (dB)）を使ってしきい値を超える音を圧縮して音圧をあげるシークエンスになっています。
LoudMaxの効果・音質が気に入れば、プリアンプのゲインやイコライザーの設定値、LoudMaxのしきい値を調整する、あるいは、前段をカットして単純にLoudMaxだけにする等でより好みの音に近づけることもできます。（2016.8.15）
touryo
おお、ご丁寧にありがとうございます！
今度試してみますっ！！！