iBook Key Lime.
自分で初めて買ったMacはPowerBook G4 12inch。
…なのだが、初めて一目惚れしたのは実は初期iBookのキーライムだったりする。
出た当時はまだ学生だった上Windowsを使っていたので買うこともできなかったが、結構前にどうしても手元に欲しくてオークションで落札した。
しばらく電源を入れていなかったので電源が入るかの確認も含めて取り出してみた。
箱を開けてみると、思いの外きれい。
きちんと包んでなかったんだな…自分。
UFOみたいな形したACアダプタ。
前から見たところ。
斜め後ろから見たところ。
よく見るとハンドル部分にクラックがあるなぁ…。恐る恐る持ってみたが普通に使えた。
開けてみた。
キーボードが少々黄色くなっているくらいで古びて無くてよかった。
トラックパッド部分ちっさいなぁ…。
電源オン!!
おおっ。
懐かしい起動画面だなぁ…下にパネルが出てたなぁ。
OS9は殆ど触ったことなかったがなんか懐かしい。
無事起動。
一安心。
AirMacカードも入っているがもう家で使っている暗号規格と一致しないのでつながらない。
よってネットもできない…。
けれどやっぱり魅力的なデザイン。
クラムシェルとはよく言ったもの。
四角くないラップトップとしてはやはり珠玉のデザインだと思う。
写真ではわかりづらいが白いところはつるつるで杏仁豆腐みたいで、色のついているところはすりガラスのようにサラサラしていて持つときにしっくりくる。
ひっくり返してもアップルマーク。
今のAppleから想像するのは難しいカラフルさ。
色もさることながら形も起死回生の製品となった初代iMacのテイストを色濃く受け継いでるのは間違いないが、やはり画面のサイズと重さがラップトップとしてはきついものがあったんだろうな…。
次の世代のiBookはアイスホワイトと呼ばれる弁当箱型のものに落ち着いてしまったのは少々悲しい。
もはや通常利用では役に立たないけれど、どうしても捨てられない。
壊れても、きっと。
とりあえず電源入って良かったぁ。